20代女性がキャリアデザインに成功した体験談
私は今、WEBデザイナーとして働いています。
32歳になり、5歳になる子供もいます。
それでも私は、WEBデザイナーとして、正社員と変わらない収入を稼いでいます。
決して私に、WEBデザイナーとしての強烈な才能があるわけではありません
大学時代を振り返る

私は、大阪府内の文系大学に通っていました。
学部は経営情報学部です。
とはいえ経営者になりたい、なんてことを考えていたわけではありません。
特に将来のことも考えていませんでした。
ただ、のんびり4年間過ごして、そこそこの会社に入社できればいいや、と思っていたわけです。
今でこそ、女性としてのキャリアデザインを意識するようにはなっています。
しかし当時の私は、本当に「意識の低い女の子」です。
勉強や就活のことはほとんど考えず、かなり自由な生活を送っていました。
サークルや部活動にも所属せず、大学へ行って帰ってきて、適当に過ごすという日々です。
恋愛にも興味が出てきたところで、彼氏と毎日遊び回っていました。
彼氏と仲が良すぎたというのも、今考えればある意味でキャリアデザインにとってはマイナスだったかもしれません。
WEBデザインとの出会い

しかし大学2回生のころ、私に転機が訪れます。
私は2回生になっても、相変わらず自由に過ごしていました。
大学に行くのも面倒で、彼氏と遊んでばかり。
単位はギリギリで、女性としては珍しく、留年するかしないかの瀬戸際にいました。
それでも、ギリギリで4回生まで進み、就職活動の時期を迎えました。
当時はいわゆる「就職氷河期」で、かなり厳しい時期だったことを覚えています。
「そこその会社に入れればいいや」と思っていましたが、それさえもたいへん厳しいことを、思い知らされました。
基本的に評判のよい大企業の採用は全滅。
結局私は、小さなWEB制作会社へ入社します。
WEB制作会社では、ほぼ事務職として働き始めます。
そのかたわら、先輩たちがいわゆる「WEBデザイン」をやっていました。
これが私にとって、大きな転機となりました。
先輩たちが作るWEBデザインはとても素敵で、「自分もこんなものを作りたい!」とお思ったのです。
幸い私は、個人ブログやホームページの制作経験がありました。
もしかしたら、私にもできるかもしれないと思い、個人で小さなホームページを作り始めます。
WEBデザイン職としてのキャリアデザイン

最初は簡単なホームページ制作だったのが、少しずつ複雑なWEBデザインに発展してきました。
事務職と比べても、WEBデザインの方が、仕事としては圧倒的に楽しかったです。
私は会社の配慮で、事務職とWEBデザイン職を兼ねるようになります。
徐々にWEBデザインの比率が大きくなっていき、最終的には正式にWEBデザイン職として扱われるようになりました。
結局27歳になって結婚するまで、WEBデザイナーとして楽しく働いていました。
コーチングを受ける

結婚して子供ができても、「WEBデザイナーとして働きたい」という気持ちは、強く持ち続けていました。
しかし当時の状況で、子供がいるWEBデザイナーを採用してくれる会社は、ほとんどありません。
私はWEBデザイナーとしての仕事を確保するため、「コーチング」を受けました。
コーチングは、20代女性向けのキャリアデザインをサポートするものです。
コーチングを受けていく中で、「在宅ワーカーとして、十分にやっていけるのでは?」という仮説が立ちました。
私はコーチングを受けつつ、クラウドソーシングで、WEBデザイナーとしての仕事を受け始めます。
当時のクラウドソーシングは、ワーカーに対する報酬が高く、ライバルの数も限られていました。
初月でおよそ90,000円の報酬を獲得し、「子育てしながらでも、じゅうぶんに稼げる」ということに気づきます。
その後コーチングでのアドバイスに従い、「WEBデザイナーとしてのメディア」を立ち上げます。
これは「集客窓口」と「アフィリエイト報酬」の発生を狙うものです。
少しずつ集客(コンテンツマーケティング)を学び、1年ほどかけて、コンスタントに依頼が取れるようになりました。
月収は会社員時代を少し超える程度で、専業主婦としてはかなり恵まれた状態になっています。
ビジネスに関する知識を持たない私は、コーチングなしにここまでたどり着くことはなかったと思います。
コーチングを受けて、本当によかったです。
まとめ

大学時代の私は、女性としてのキャリアデザインなんて、まったく考えていませんでした。
キャリアデザインについて考え出したのは、20代後半。
正直、少し出遅れている部分はあると思います。
とはいえコーチングを受けることで、私はWEBデザイナーとしてのキャリアを、大きく伸ばすことができました。
「もっと早くキャリアデザインに興味を持って、将来に投資しとけばよかったな」と思っています。
もしコーチングを受けるか否かで悩むようなら、手遅れになってしまう前に受けることをおすすめします。