58歳男性。そろそろ自らの老後を見据えて動き出さなければならないと感じる

2020年8月27日

私は都内在住の58歳です。ある家電などを扱うメーカーに勤めています。もうすぐ定年も近づいてきています。振り返れば、それなりにキャリアも仕事も充実していました。仕事の関係でヨーロッパにて勤務をしたこともあります。その際には、単身赴任だったのですが、家族をヨーロッパへ招待しました。親孝行らしい親孝行はあまりできてこなかったのですが、きちんとした親孝行をその際にはできたかなと思っています。

これから老後の暮らしになりますが、そこまで具体的には自分のこれから先のことが想像はできません。退職金も受け取れるでしょうし、金銭面での不安は特に無いのですが、私はいわゆる仕事人間というものでして、無趣味な人生を歩んできました。元々慎重な性格なので、老後の資金を下手に運用するような事も考えていませんし、新しいコミュニティに入るのも少し億劫なので孤独な老後が待っているのかなと考えています。

今までの人生で嬉しかったことについて考えるのですが、結局は家族が大切だったのかもしれないと感じます。親元を離れて一人暮らしを始めた青年時代、結婚して娘を授かった時、そのようなライフイベントについて思いを馳せると少し温かい気持ちになれます。このような考え方だからこそ、私には不安な要素がいくつかあります。

老後の生活をどうするか想像ができない、親についても不安要素がある

私は本当に無趣味人間でした。会社の付き合いでゴルフをやってみたこともあります。接待ゴルフというやつですね。何が楽しいのかはよくわかりませんでした。お酒は一滴も飲めないような体質らしく下戸なんです。たまに老人が飲み屋を散策するようなテレビ番組を眺めるのは好きですが、自分がそのような生活を送るか?と考えると現実味を帯びてこないですね。

何よりも心配なのは、家族を大切に思うが故に、年老いた両親のことが心配に感じます。二人ともまだ存命なのですが、父親が脚が弱ってきているので、誰かが面倒を見なければなりません。今は未だ母親が元気なので、母親が父親の面倒をみながら一緒に生活をしていますが、やはり将来的には一緒に住む必要性があるのかもしれないと感じます。

その際にネックなのは、私の家族は都内在住ですが、両親は地方在住という点です。今より広い家に引っ越すとしても、私の住んでいるエリアは広い家に住もうと思うと、家賃がとても多くかかります。私が定年を迎えると共に、程良い距離感の所に引っ越すか、もしくは一緒に住むようなことを検討する必要があるかな?などと様々なことを考えて悩んでしまいます。

コーチングを受けて第二の人生を考えるキッカケを掴む

ある時、コーチングを受けて正直に私の状況をコーチにお伝えしました。今まで良い仕事人生だった。キャリアも充実していたし、そこまではお金に困らないし、家族や身の回りの人にも恵まれていたと。だけれども、少し先の未来を考えると不安な要素が多い。私はどうすれば良いのですかね?と質問したんです。

そうしたら、コーチからのアドバイスの一つで将来の不安を払しょくしたいのであれば、その不安を無くせれば良いですねと言われました。きっと、ご両親のことが気がかりなのでしょうから、ご両親の面倒をいざという時に看れる体制を整えたらいかがでしょうか?ということでした。

そこから私はインターネットで調べた結果、ケアマネジャーという資格がある事を知りました。私自身、介護業界に勤める気は今の所は無いですが、一つの経験としてその勉強をしてみようと思ったんです。実際にケアマネジャーの勉強や実習を経験することで、介護とはとても大変な事だと気付くことができました。

しかし、もしも両親に何かがあった時には私が二人の面倒をみることもできるのだという自信につながりましたね。定年後のキャリアデザインが好きな事をするではなく、家族の幸せを守っていくということが私の大切なことだと思えたのです。いざという時は、一緒に住んで私が面倒を看ることもできるという選択肢を持てたことは大きかったです。

そして最後に

今回こちらの50代の男性の方は自らのキャリアデザインを考える上で、仕事人間だった自分を脱ぎ捨てて、家族のために尽くすという道を選ばれました。奉仕の精神、とても大切なことだと思います。これから日本は少子高齢化社会が進みますので、ケアマネジャーという経験をすることでいざという時には仕事として介護職に就くことができるのと、親御さんの面倒を看ることが出来るという点では賢い選択をされたと思います。

コーチングをしていく中で、本当に自分が大切なことを守っていくという事に使命を感じたこちらの男性はとても優しく強い方なのでしょう。これからも家族を守っていける頼もしい人で在り続けられると良いですね。