男性の私がフリーランスとして独立した理由

現在私はフリーランスのライターとして働いています。ライターと一概に言っても、取材やインタビューを取り扱うタイプなど、様々な仕事の種類がありますが、私が携わっているのは、Web上での検索に引っかかるような記事を書く、いわゆるSEOライターと言われる仕事です。仕事上、自分の所感や考えを記事に落とし込むようなことは殆どありませんが、いずれはそういった記事も別個で書いていけたらいいなと考えています。

今でこそフリーランスのライターとして活動していますが、その前は企業でライターとして働いていました。当時も今と同様に、SEOの記事をひたすら書く仕事をしていました。その時に培ったスキルは今でも仕事をしている時に活きることが多く、無駄な経験では無かったなと思っています。私以外にフリーランスで活動されている方でも、同じ職種の企業に勤めた後にフリーランスに転身したという経歴をお持ちの方は少なくないようです。

私が元居た企業を離れたきっかけは、フリーランスの方が自由度が高いということを知ったことでした。それもそのはず、フリーランスの仕事は時間や場所を問わずに取りかかることができます。ましてや得られる収入も大差はありません。もちろん、自分で仕事を得る努力をしなければならないというネックもありますが、私はその自由度の高いという点に非常に惹かれ、フリーランスでの活動を考えるようになりました。

とはいっても、自分一人で得た情報だけでは、自分の都合の良いように事実を歪曲して捉えてしまっている可能性があります。それを防ぐためにも、私はコーチングを受け、客観的な意見を取り入れつつ、自分が本当にフリーランスに転身するかどうかを決めることにしました。思っていた通り、コーチングを受けたことで、フリーランスに転身するメリット・デメリットをより客観的な視点から理解することができました。

また、コーチングで自分の本質を尋ねられたことは今でもハッキリと覚えています。自分がライターという仕事にどういうモチベーションで携わっているのか。ライターという仕事を通して今後どういうキャリアデザインを形成していくのか。社会人になるにあたって当たり前のように考えなければいけないことを考えられていなかった自分気づき、ハッとさせられました。

もともと私がライターという仕事に興味を持ったのは、文字を読んだり、書いたりすることが好きだったからです。幼い頃から本を読むのは好きでしたし、大学生の頃に課される「自分の意見を述べよ」といった旨の課題も、周囲の人間は嫌がっていましたが、私は逆に「自分の意見を文章化して、なおかつ第三者に読んでもらえる」といった状況にむしろ喜んでいました。それが私のライターとして、なおかつ人間としての本質だということに気がつきました。

自分の本質を理解した上で、私の独立に対する気概はより強いものとなりました。コーチングを受けて間もなく、私は元いた会社を辞め、フリーランスに転身することとなりました。フリーランスの仕事は、元から聞いていた通り、良い点も悪い点もあります。特に仕事を引き受けるという点では、今までは勝手に上の人間が受注したものが降りてきていただけだったのに対し、自分で仕事を探しにいく、いわば営業をしなければならず、大変だなと思うこともあります。

ただ、メリットは想像以上に私の生活に恩恵を与えています。中でも生活の自由度は間違いなく上がったので、以前よりもいい意味でラフな生活を送ることができています。以前は朝起きるのが億劫だったり、休憩の時間が決められていたりと、時間的な面で気になる点がいくつもありました。一方、フリーランスであればそういった面も自分で自由に決めることができます。自分の休みたい時に休み、働きたい時に働くという理想の生活ができているのは非常にありがたいことです。

こういったメリットを強調した上であえて言いますが、フリーランスに転身して思うのは、それなりの覚悟が無ければしない方が良いということです。自分で言うのはおこがましいですが、私は自分自身を、自分で決めたことはきちんとこなせるタイプだと思っています。現に自由度が高まった今の生活において、メリハリをつけて仕事をこなしています。ところが、こういった自由度に甘んじてしまうタイプの方が、気がつけば自堕落な生活を送ってしまっているという事態は少なくありません。自分を適度に律することができる人こそフリーランス、もとい独立には向いているかと思います。

ですが、自分がこうやって自分を律して仕事ができているのは、自分の本質に気づかせてくれたコーチングのお陰だと思っています。自分の本質に気がつけたからこそ、自分ができること、やりたいことをとことんやっていこうという気概が生まれました。もしコーチングを受けていなければ今ほどライターという仕事にやりがいを感じていなかったかもしれません。コーチングには本当に感謝しています。