女性の私が独立するまでの葛藤とは?

私は新卒で地元の中小企業に就職しました。元々地元の大学に通っていたのですが、自分の故郷が大好きなこともあり、そのまま地元の企業に就職しました。地元での生活はなんとなく安心感があり、のんびりとしたライフスタイルを形成することができます。その分目新しい発見が少ないというデメリットもありますがね。それを差し引いても、実家で暮らしながら働くために生活費の負担が軽減されることなど、地元での社会人としての生活は個人的に性分に合っているなと思います。

地元で生活していくことには申し分無かったのですが、自分の働いている職場に関して次第に欠点が見えてくるようになりました。まず、地方の中小企業である以上、会社の規模は小さく、将来性は都会の企業や大手企業に比べて少ないです。その上、会社が小さい分与えられる仕事の規模も小さいですから、あまりやりがいを感じられませんでした。「果たしてこの仕事をするのに大学を卒業する意味はあったのかな」と感じることが日に日に増えていきました。

悩んでいた私は、いっその事独立してしまおうかと考えるようになりました。というのも、インターネット上で独立して生活している人の口コミを読んだりして、独立することのメリットを知ったからです。独立する事で、ワークライフバランスが良好になり、働く場所や時間に捉われなくなります。その上、自分の長所を活かしたり、好きなことをそのまま仕事に直結させることができるのです。当時の仕事に不満を抱いていた私は、独立することのメリットに完全に魅了されてしまいました。

それでも私はすぐに独立することを決意できず、葛藤する日々がしばらく続きました。中小企業とはいっても、自分の生活のはある程度保証してもらえます。これが独立したとなると、その日暮らしになってしまう可能性も十分にあります。また、独立した場合は仕事に関するあらゆる作業を自分一人でこなさなければなりません。果たして今の自分にそういう技量はあるのか。独立したいという考えは自分を買い被りすぎているのではないか。そういった複雑な感情に悩まされていました。

ひとまず私は昔から親しい友人に相談することにしました。その友人が勧めてきたのはコーチングを受けることでした。コーチングという存在を知らなかった私は、そういった解決の仕方があるのだと驚くと同時に、コーチングを受ければ心のわだかまりも無くなりそうだと感覚的に気づいていました。

そうして私は実際にコーチングを受けました。そのあとの私は非常に決断力のある人間だったなと我ながら思います。コーチングを受けたその翌日には、退職したいという旨を職場に伝えてきました。上司や同僚は驚いてはいたものの、私の決意の強さが伝わったのでしょうか、背中を押してくれるような形で私の願いを快諾してくれました。家族も同様に私の独立するという決意に対して激励の言葉を送ってくれました。周りの人間に恵まれたなと思います。と同時に、私の地元の人間は優しい人ばかりだということを再認識しました。

独立した今、私は何をしているのかというと、フリーランスのWebデザイナーとして生活している。実はこの職種を選ぶことにしたのもコーチングがきっかけです。私の性格からいって、Webデザイナーが向いているというアドバイスを受けたのです。私の仕事の質を客観的に評価してもらう場は実績という形でしかありませんが、個人的にはあのアドバイスは的確だったのだろうと思っています。現に私は今の仕事を心の底から楽しめています。

そして、私が以前から思い描いていた独立のメリットは本物でした。働く時間や場所が自由になったのは、予想よりもはるかに私の生活に変化をもたらしました。交通費等のコストカットにも繋がりますし、何よりも始めから終わりまで家で仕事ができるのが大きいです。おかげで母の家事を手伝ったりする時間を設けることができるようになりました。1日における時間をこんなにも自由に使えるのかと、Webデザインの仕事を始めて暫く経った今でも毎日のように驚いています。

また、いずれは起業することも視野に入れています。フリーランスで活動していると、自分の能力が買われて個人的な仕事の依頼がくる事も増えてきます。中にはそこそこ大きい企業から依頼が来て、正社員になる話を持ちかけられる事もあります。ですが、私は独立して以来、すっかり誰かの下で働くのが億劫になってしまっているので、基本的にはそういった交渉は丁重にお断りしています。とはいえ、いつまでもフリーランスで活動しているわけにも行きません。それゆえにいっそのこと起業して自分が会社を運営する側に回ろうと思っているわけです。

実際に起業する場合、その時のアドバイスもコーチングに求めようと思っています。今の生活を手に入れられたきっかけは、コーチング以外の何者でもありません。起業するときでもコーチングは私の方針をしっかりと定めてくれることでしょう。