新卒の就活で大手企業の内定を蹴り、新興ベンチャー企業への挑戦

2020年9月4日

高校時代、何もやりたいことはなかった私はなんとなく大学へ進学。みんな大学に行くし、大学は行っといた方がいいという軽い理由でした。大学は楽しかったものの就活がスタートするまで何がしたいのかもはっきりと分かっていませんでした。考えることもしていなかったと思います。いざ新卒時の就活が始まり、本気でキャリアデザインのことを考えました。自分が好きなことをベースに考え、希望は食品業界、広告業界、商社に決めました。喋ることが好きだったので、営業職に絞りました。

新卒就活の一般的な活動(大規模就活説明会に参加⇒たくさんのエントリシートを提出⇒面接に進む)を行いました。キャリアデザインについてもよく考えました。リーマンショック前で就職も比較的しやすい時期だったこともあり、私は7社の内定を取ることが出来ました。希望していた食品メーカー、広告代理店、商社など様々な企業からの内定でした。

周りの友人が就職先を決めていく中、焦りも出始め、早く入社する会社を決めないといけないと思っていました。周りは「俺は上場企業の○○社に決めた」とか「初任給○○万円で、かなり待遇が良い」とか「大手企業で潰れる心配がない」などの声を耳にしていましたが、なんとなく自分のキャリアデザインとしてしっくりこないと感じていました。その理由の良さがわからなかったのです。

新卒で仕事選びをする上で職場選びやキャリアデザインは非常に大事なので慎重に考えていましたが、なかなか決まらずある人に相談をしました。

その人は私にコーチングをしてくれました。コーチングをしてくれ、やりたい仕事は「営業でプレゼンなどが出来て、企画や提案力が身に付く仕事」なんだと分かりました。ただ内定が出ていた7社のうち6社がその条件に当てはまりました。次に気付いたことが自分の人生にとってとても重要なことでした。

私は「自分の仕事が会社に直接役に立っている」「自分の実績が会社の売上に大きく影響する会社」「スピート感があって自己成長が早く出来る環境」に関心があったのです。この時点で従業員規模の多い会社や大手企業ではないことが分かりました。さらに質問を繰り返してもらい、私に合っていたのはベンチャー企業だったことが分かりました。

ベンチャー企業であれば従業員数も少なく、自分の成果が会社の売上に直接結びつきます。さらに変化の激しい環境で会社の成長スピードも早く、自分も同じスピード感で成長することが出来ます。ベンチャー企業こそが私が求めている働き方だったのです。ただし当時ベンチャー企業はリスクがある、労働環境が悪い、離職率が高いなど、今のように人気はありませんでした。

自分の求めていることが分かり、気持ちはスッキリしましたが、どうしても大手企業の内定を捨てることが出来ませんでした。気づけば私は内定が出た会社7社のうち、5社は辞退したのですが、2社のいずれかを選択することが出来ていませんでした。希望していることが分かったベンチャー企業と東証一部上場の大手食品メーカーの2社です。友人に相談するとほとんどが大手食品メーカーに行くべきだと言われました。大学の教授にも悩んでいるなら大手食品メーカーの方が良いと言われ、私は本当に悩んでいました。

ただ最終的に私はコーチングを受けた時の気持ちに戻り、大手食品メーカーの内定を辞退し、ベンチャー企業へ挑戦する道を選択することにしました。周囲は驚きましたが、私の気持ちはスッキリしていました。もう迷いはありませんでした。

今となれば心から新卒の時にベンチャー企業へ就職するキャリアデザインを決断して良かったと思えます。大手企業に就職した友人の中で不満を持っている理由の多くは「会社の歯車になっている」「仕事が細分化されすぎていて面白くない」ということでした。この理由は私には苦しい理由でしかありません。

あの時、会社の社格や規模感だけで選ばずに、本当に自分は何がしたいのかという部分に向き合い、大手食品メーカーを蹴ってベンチャー企業へ挑戦してよかったと心から思えます。

そして私は3年目で私はリーダー職になり部下を5名持ち、普通では考えられないスピードで様々な仕事を任せてもられました。どんどん自信が付き、自分の仕事、実績が会社への貢献に繋がっていると思えます。社長との距離も近く、経営的な部分にも携わることも出来ました。役職を上げていくことや大きな仕事を任せてもられる将来のイメージも近い未来に描けており、いつも充実した日々を過ごせています。

大学卒業後に就職する1社目は非常に重要です。1社目の会社でビジネスマンとしての基礎が決まります。考え方も決まってしまいます。自分の考えに合っているかがとても重要になります。会社選びを規模や知名度、社格で選んでしまうと結局すぐに辞めてしまうことになります。

コーチングを受けたことで選択の基準が分かり、間違えず自分の進路を選択することが出来ました。本当に良かったと思います。今でも何か選択をしなければならない時は自分に対してコーチングを行い、後悔のない選択をするように心がけています。