中小企業に勤める女性が、大企業でのキャリアデザインへステップアップした話


私は、一部上場企業にて、事務職として働いています。

まもなく育児休暇を取得する予定ですが、大企業キャリアを手に入れられたことには、とても満足しています。

大企業に入るというキャリアデザインは、男性ではなく、女性にとっても、たいへんよいものでした。

「大企業に入ることだけがすべてではない」、という意見も、よく聞かれます。

たしかに、大企業に入れば、何もかも解決するというわけではありません。

しかし、少なくとも私は、大企業に入れたことで「救われた」と感じました。

とはいえ、そこに至るまでの道は、ものすごく辛いものでした。

最初は、中小企業からキャリアをスタートさせており、そこからが本当に大変でした。

今回は、私という女性が大企業でのキャリアデザインを成功させるまでのことを、体験談としてお話しします。

大学時代

私は一応、旧帝大に通っていました。

勉強は得意なほうだったので、学歴は確保できていました。

また。「これだけの大学に入ったのだから、就職活動も大丈夫だろう」と考えていたのです。

大学時代は、キャバクラのキャストとして働くことに明け暮れていました。

就職活動が始まるまで、インターンや企業研究、資格取得などは一切していません。

というか、就職活動が始まってからも、キャバクラのキャストとして働くことに夢中になっていました。

途中で「さすがにこのままではマズい」と思い、就職活動を始めます。

周囲に遅れること、およそ半年。

私はようやく派手な金髪を黒く染め直して、就職活動に本腰を入れました。

就職活動

やはり当然のことながら、就職活動はうまくいきませんでした。

私は、大学名のおかげで、大企業に簡単に就職できると思っていました。

しかし、エントリーシートは通るものの、面接やグループディスカッションで落とされてしまいます。

やはりここまでで、就職活動の準備を怠ってきたことが、大きく響きました。

結局、一般的に「大企業」と呼ばれている会社へ就職することはできませんでした。

最終的には、従業員900人規模の、中小コピー機メーカーへ就職。

私が通っていた大学のブランドを考えれば、あまり理想的ではと言えない進路です。

私は仕方なく、中小企業で働く女性としてのキャリアデザインを、スタートさせました。

一社目での様子

大企業で働くというキャリアデザインに失敗した私は、中小企業で働くことにモチベーションを見つけられませんでした。

しかも私が中小企業は、昭和的な社風でした。

表向きにはされませんが、明らかに女性だからというだけで、蔑視されていたように記憶しています。

大事な仕事は、男性社員にばかり与えられるのです。

昇進するのも、基本的には男性ばかり。

私は「結婚までにある程度出世したしたい」と考えていました。

結婚して出産した後で、よりよいポストを残しておきたかったからです。

つまり女性を蔑視するこの中小企業と、私が目指すキャリアデザインは、まったく噛み合っていなかったのです。

転職

中小企業で働いている間、私の同期は、大企業で活躍していました。

イヤでも彼女たちのことは、耳に入ってきました。

給料も全然違うし、残業代だってちゃんと出る。

女性蔑視されている様子もないし、何より「大企業勤めとしてのキャリアデザインが成功している」という印象を受けました。

そんなことばかりが耳に入ってくるので、私は、「やっぱり中小企業ではなく、大企業に入りたい」と考えました。

といった背景もあり、私は中小企業から、大企業へ転職することを決意したのです。

きちんと選んで、大企業に勤めれば、少なくとも女性蔑視されることは減らせそうだと考えました。

こうして、キャリアデザインを作り直すことへ動き始めました。

転職を実現

中小企業は、2年で退職しました。

面接官から「第二新卒」として扱ってもらうためです。

私は大学時代の二の舞にならないよう、転職エージェントをつけて、本気で転職活動に取り組みました。

女性も男性も平等に扱ってくれる会社に絞り、第二新卒の求人を探しました。

当たり前ですが、これはすごく大変でした。

面接に落ち続けること10数回、私はようやく大手印刷会社の内定を手に入れました。

私は内定を得たと同時に、「コーチング」を受け始めました。

ようやく大企業に入れたので、「絶対に失敗したくない!」と考えいました。

大企業での「動き方」というものを、知っておきたいと感じていたのです。

コーチングを受けることで、大企業の「見えざるルール」に、事前に知っておくことができました。

というように細かいノウハウを知らされる以上に、「コーチングがついている」というだけで、ものすごく心強かったです。

ちなみに現在でも、コーチングはついています。

まとめ

ここまでが「中小企業に勤める女性が、大企業でのキャリアデザインへステップアップした」体験談です。

ちなみに大企業には総合職として就職しています。

当然、男女平等な(それが当然なのですが)社風で、女性蔑視にさらされることはありませんでした。

男女関係なく、チャンスが与えられます。

大きなプロジェクトに参加したこともあります。

勤続4年目だった今年は、「プロジェクトリーダー」にも抜擢されました。

待遇も向上しました。

給与は月額で20,000円程度違いますし、残業代もきちんと出ました。

これは本当に嬉しかったです。

本当は係長クラスまではキャリアアップしたかったのですが、予定が変わって、いったん育児休暇を取ることになりました。

しかし育休を終えたら、時短勤務で戻れることが約束されています。

本当に中小企業から、大企業へ転職してよかったと、今でも強く思っています。

もし戻ったときは、また違うコーチングをつけて、慎重にキャリアデザインを実現していきたいと思っています。